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コラム 毎週木曜21時更新

2018年1月4日  クイズサバイバー!再び!

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

わけのわからない2017年が終わり(笑)、2018年がやってきた。

京都ではなく横浜で迎える初めての正月は、しかしながらわけのわからない状態が続いている。いったい初詣にどこに行けばいいのか、それさえわからなかったりする。
そういやこっちに来てから、寺だの神社だのってのはほとんど目にしてないぞ。
「八百八町といえば江戸ですが、八百八寺といえばどこを言う言葉でしょう?正解:京都」というベタ問題は全然間違ってないな。
寺が少ないから花屋も和菓子屋も必然的に少なくなる。そんでもって横浜は無駄に坂が多いから自転車屋が少ない。そういやパン屋に銭湯に小学校とかも少ないなあ。

そんなことを書き始めるとイライラするだけなのでここらでやめておくが、とにかく例年とは違う正月を迎えたのだった。

例年と違う正月は他にもあった。年をまたいでテレビに出たのも初めてのことだった。
日本中で数%の方がご覧になった、テレビ朝日の『超クイズサバイバー!』である。
視聴率は数%だったが、よく考えればそれはそれで凄いことだ。
あの年末の時間に、『紅白』でもなければ『笑ってはいけない』でもない、『クイズ』を選んだ人が日本中に数%もいるということなのである!
しかもスタイルとしては極めてシンプルな「早押しクイズ」に、だ。

いつの間にクイズってそんなに浸透してしまったのか。僕が冬眠していた20年ほどの間に世の中にとって早押しクイズはそんなにメジャーなものになってしまったのか。
それはとても驚きに値するし、そして何より嬉しい。

さてそんな『超クイズサバイバー!』。今回も放送の裏側、というか、長戸側の顛末をちょっと書いてみようと思う。

まさかもうないだろうと思っていた出演オファーがあったのが11月の末。なんと収録の2週間前。これって誰かの代役やん(笑) ちがうかー。(by吉田サラダ)

もちろん出演は二つ返事でOKさせていただき、追加の連絡を待った。
しかし追加で判明した詳細は「50人対12人」という、「クイズ王が2人増えた」というものだけ。僕以外の11人が誰なのかさえわからなかった。

ほどなくしてワロドム君からメールがある。「頑張りましょう!」とのこと。
おお、ワロドムも来るのか。まあ、夏の活躍を考えると彼は鉄板だよなー、と妙に納得したが、ちょっと待てよ、何でワロドムは僕が来るのを知ってるの?
まあ僕はスタッフの方に何も質問をしないので、それで僕に詳細を伝えるチャンスを逸したのだろう、と考えることにした。(たぶんそうだろう)

鍛錬の時間は2週間しかない。
この期間の短さだと、何かに特化して集中して訓練しなければいけない。
とりあえず夏のサバイバーをもう一度見直し(結果的にこれがマズかった(笑))、ポイントを3つに絞り、時間的にできるものからやることにした。

最初の対策は「早押し」そのものである。
野球の練習でいえば、ティーバッティングやトスバッティングをやるのではなく、少なくとも打撃投手に生きた球を投げてもらう、そんな訓練をする必要があるのだ。

こういうとき、ホームが関東になっていたのは辛かった。
これが関西だったら、「早押しをするだけの会をやるので集合―!」とか言ってもかなり歯ごたえがあるメンバーが集まって、濃い内容のものができるのだが、まだ関東で足場ができていないためにどうしてもそういう集合の掛け方ができない。たぶんプレーヤーはそれこそ歯ごたえのある連中をかなりの数集めることができるだろうが、どうしても申し訳なさが先に立ってしまい、来てくれた人を楽しませようと自分が企画して結局あまり押せないという感じになってしまうのだ。(アホやん)

でもこの部分はやらないといけないので、一泊二日で関西に出向き、久しぶりの「徹クイ」でとにかく耳と指をくっつける作業をこなした。
夏のときはこれができなかったのでヘボかったのだが、今回はこのおかげで多少なりとも戦う最低限の能力は戻ったとは思った。

2つ目の対策は「取りこぼし対策」である。
前回の時は「桂太郎」を間違えてしまうという、ちょっと前の自分ならあり得ないミスを犯してしまったのだが、それをカバーするために家にあるベーシックな問題を片っ端からこなしたのだ。

しかし代償はあった。ベーシック問題をやり過ぎて、それで時間を使うハメになってしまい、3つ目の対策である「2017年問題を一通りやる」が全くできなかったのである。

放送後の今こうやって書くと、もうこの段階でダメダメなのがよくわかる(笑)
最初の50問はまさにその「2017年問題」だったし、ベーシックな問題が出るはずの最後の代表戦には呼ばれもしなかったんだから(笑)

まあでもそういうもんよ、人生もクイズも(笑)
そういう、ままならないところが面白くて仕方がないの。
クイズの面白さはね、負けることなの。

さていよいよ当日。
ここで初めてクイズ王チームの全員と顔合わせ。あ、深澤がいる!
来るなら言えよー、深澤ぁ! どうせ同じ駅からテレ朝まで行くやん。朝、不安やん。

そして今回の企画内容もここで初めて知ることになる。
なになに、「200問を4つのステージに分ける」。なるほど。
最初のステージは「2017年の出来事問題」。って、オイ!

ヤバいなー。「2017年」はナチュラル知識しか持ち合わせてないぞ。
でもまあオレ以外はみんな現役だから、チームとしては正解するからいいか。

第2ステージは「都道府県問題」。 まあこれは大丈夫やろ。
第3ステージは「言葉ひらめき問題」。 もっと大丈夫やな。
第4ステージは「オールジャンル問題」「多答問題」。 ここは問題によるなー。

トータル的には、まあ何とかなるやろな、とは思った。
しかし、ただ1つだけ不安なことがあった。それはどのタイミングで僕の「睡魔」がやって来るか、だった(笑)
こればっかりは止められない。しかも発症すると半分寝てしまうから問題をマトモに聞くこともできないのだ。
頼むから寝ないでくれー、オレ。

そんなこんなであっという間に時間が経って、スタジオ入り。

あれ?クイズ王の席が10しかない。なんで?
まあええわ、と思いつつ、席に座る。
僕の席は前回と同様、前列下手から2人目。伊沢君と横田(奥畑薫)との間だ。

なんだかんだでクイズがスタート。まずは第1ステージの「2017年問題」。

いやー、これがまた全然ダメだったなー。ウンコ以下だったなー(笑)
何がダメって、「押せない」のだ。「押してもつかない」のではなく、「押せない」のである。
前回のサバイバーで「最大の敵は躊躇」というのを学んだはずなのに、どうしても躊躇してしまう。
たしかに長丁場のクイズでは途中で全く押せなくなる時間帯(別名を「地蔵タイム」という)があるのはクイズあるあるなんだけど、最初から地蔵ってアホ万作やん。

とにかく躊躇が半端なかった。「お化けフォーク」も「リベラル」も「チバニアン」も「卵かけご飯」も一人押しが可能だったが、押せないのだ。
しかも途中から、まあこのステージは現役が頑張ればいいのだ、とか思い始めて、次のステージからエンジンかけていこう、なーんて思い始めてもしまったから余計に指は遅くなった。

結局このステージでは僕だけスコンク。あとの9人は正解を出していた。
正解を出すと「紹介」されるシステムなので、僕だけはまだ紹介されずにいた。

よし、次のステージから行くぞ!
と思っていると、スタッフの方が来て、
「長戸さんは次の50問はお休みになります」とのこと。
はあ?なんやねん、それ?

後で知ったのだが、クイズ王が11人以上いるため、各ステージで成績が芳しくなかった人は次のステージでは「お休み」になるという裏ルールがあったらしい。
それで席が10だったのかー。そういうのは、先に言えよー!(笑)

かくして僕は最初の「お休み」になってしまい、楽屋へと引っ込んだ。
楽屋にはモニターがあって収録の様子が流れていたが、音声は聞こえなかったので何をやっているか完全にはわからなかった。

しかし、まさに「禍福は糾える縄の如し」。「人間万事塞翁が馬」。何がいいように作用するかわからない。
「お休み」の間、僕も最初は写真撮影や弁当を食べて時間を使っていたのだが、音声がないモニターを見るうちに、かなりの時間、爆睡してしまったのである。そう、睡魔はここでやって来たのだった(笑)

意識が完全に途切れていて、目が覚めたらモニターの中でみんなが美味そうなメシを食っていた。
あー、グルメはここだったのかー、と悔しがるも後の祭り。しかしながら崎陽軒のシウマイ弁当も美味しかったのでよしとする。

収録でみんなが何を言ってるのかわからなかったけど、阪大の高野ちゃんがアップになっていて無茶苦茶笑いを取っていた。
あとで放送を見て彼女のコメントに大爆笑した。「泥」て(笑) 参りました。

さて第3ステージ。
僕は休養十分(笑) 弁当も2個食べたし、何より睡眠が完了しているから睡魔の心配がない。たぶんスタジオの中で一番元気だったのかも知れない。

そしてここで12人目のクイズ王として石野まゆみが登場。平日だったために普通に仕事を終えてからやって来た(笑)
彼女のことは今更説明するまでもないだろう。NHKの「つくば科学万博」関連番組のアシスタントだ。ってそこじゃないか。

彼女と同時にスタンバイできたというのも僕に安心感を与えてくれた。だって同世代なんだもん。キャリアも近いし。ちなみに生年月日はわずか26日違いである。

とにかくこのステージでは最初の問題を取ろう、と僕は決めていた。
「押そう」ではなく「取ろう」である。意志がないところに結果はない、というのが持論なのだ。

そして1問目。目論見通り「かわら」を正解。
これでようやく林修先生(こっちは生年月日は僕と36日違い)から紹介を受けた。
「ファンレターが1位の・・・」ってそこかい!
他のみんなみたいに、「○○で勝った」とか「クイズの実力は」とかの話にしてよー。

これで僕も波に乗れるようになった。
押し負けも多かったが、正解も出せる。そして誤答ができるのが何より大きかった。
とにかく誤答が多い時、というのは僕が好調な時なのである。躊躇がないからね。
ただ、仲間のみんなに迷惑にならない程度の位置での誤答であるように、は心掛けた。

さて今回、このクイズに参加するにあたって、僕は3つのテーマを掲げていた。

まず1つ目は「16分割」である。
クイズにはいろんな形式があるが、僕が最も得意とするところはこれである。
自分でハードルを上げるのもなんだけど、たぶん16分割クイズに関しては誰にも負けないと思う。
出題のスタイルもどんどん進化していて、分割クイズのバリエーションの持ちネタは相当ある。我がクイズサークルの「クイズ倶楽部」の連中はことあるごとに僕の16分割の実験台になっているので、彼らも相当強いはずだ。
夏のサバイバーでの分割問題は、「雨」「総理大臣の名前の最初の文字」の2問を正解したがどちらも数枚めくられてからのもので、自分的には遅かった。
なので今回は「1枚目押し」をしてやろうと踏んでいたのだ。もちろん1枚目で正解をする、という意味である。

2つ目のテーマは、「対カズレーザー」だ。
夏のサバイバーでの「ストーリー漢字」問題で、彼は「シンデレラ」を正解した。
放送では編集されていたが、実は彼は1枚目の「継」だけで「シンデレラ」を答えたのだ。
しかしながら実は僕もそれはわかっていて、「継母でシンデレラか」とまでは思ったんだけど、さすがにもう1枚待つかな、と思った瞬間にバン!と来られた。
「芸能人チーム、カズレーザーさん」。このアナウンスの段階で、やられた!と思った。果たして彼は正解した。
これがもう悔しくて悔しくて。とにかくカズさんが問題に参加している状態で、「ストーリー漢字」を1枚目で取る、というのを達成しようと目論んだ。

そして最後の3つ目は「ゴールデンタイム」である。
フジテレビのクイズ番組『ネプリーグ』では「漢字書き取り」のコーナーがある。あのメンバーが乗り物に乗って、漢字を書くことによって敵を粉砕するやつね。
このコーナーでは、正解をするとカメラが寄ってアップになり、正解者はいろんなポーズを取ることができる。
あのわずか数秒の間はどんなポーズを取ってもよく、いわば「無法地帯」となる。「やりたい放題」の世界になるのだ。
その数秒を我が家では「ゴールデンタイム」と呼んでいて、注目して見ている。
僕も息子も特にお気に入りなのが、モーリー・ロバートソンさんのゴールデンタイムなのだ。とにかくエゲつない顔をするのである。それが可笑しくてたまらない。

サバイバーでもクイズに正解するとカメラが寄って来る。つまり「それ」はできるのである。
「ほな、正解したらモーリーさんのゴールデンタイム、やってくるわ」
と息子と約束したのが3つ目のテーマだった(笑)

この3つのテーマ、結局はすべて完遂できた。
「16分割」は「タロットカード」である。
放送では10分割だったが、出題は16だった。
「どうしてわかったのですか?」の質問にちゃんと答えりゃよかったかな。あれってすでにヒントが出てるよねー。
16分割なのに、4×4ではなく2×8の出題スタイルってどう見ても不自然だもんなあ。
分割クイズの場合、不自然なスタイルでの出題には3つの意味がある。
1つ目は「そうせざるを得ない場合」。「文字が縦書きでなければならない」みたいなパターンね。
2つ目は「ポジションに意味がある場合」。何かを隠していたり、その言葉の位置そのものが重要だったり。
そうでなければ3つ目の「その形そのものに意味がある場合」となる。

1枚目が開いた時、「審判」が出た。しかも横書きで。だったらこれはもう3つ目のパターンしかないわけで、あの形は僕には「カード」にしか見えなかったのだった。
よって「審判」を含むカードモノといったら「タロットカード」一択であるから、もう2枚目を見る必要もないってことになる。

「ストーリー漢字」では20作ぐらいの物語でヤマを張っていた。
放送では何枚かが出てから僕が押しているが、実際は最初の「切」が出て、動いた瞬間に押している。
「切」が出た段階で僕は『桃太郎』『かぐや姫』か『蜘蛛の糸』に張った。前(左)の方に動くと二択、後ろの方に動くと一択である。そして後ろの方に動いたところでゲット。
でもこれ、問題文に「小説は?」があったのね。見落としていた。これを確認していたら、「切」が出た瞬間にボタンだよな。

そして最後、「ゴールデンタイム」は放送をご覧になった通りである。
全収録が終わってからKダブシャインさんと話すチャンスがあり、彼から、「あのポーズ、よかったっすよ」と言われたのも嬉しかったなー。
どれかというと、今回、クイズの正解よりこの「モーリーさんのゴールデンタイム」ができたのが僕にとっては最大の満足だった。

あ、ウソついてました。
収録の休憩のときに宮崎美子様から会釈をされたことが最大の満足でした。モーリーさんは第2位です。

そんなこんなでわちゃわちゃのクイズだった。
ちょっと書くのがしんどくなって来たのでもうおしまい。(いいのかそれで)

あ、クイズは最後負けました(笑)
みんな頑張ったんだけどなー。残念。でもカッコよかったぞ、若手!
伊沢君はもう高め安定なんだけど、廣海君も徳久君も見るたびに洗練されて行ってカッコよくなるよなー。負けないように僕も筋トレに励むぞ!

ではまた来年の木曜日。




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